皆様こんにちは。
本日は、 BALL WATCHの耐磁性についてご紹介します。
機械式時計は内部がパソコンやタブレットから発せられる磁気を帯びると、
遅れや進みが見られてしまいます。
基本的に、磁気を発する物から5センチ以上離してお使いになると、
影響は防げるのですが、耐磁性を備えているモデルを選んで頂くとより安心してお使い頂けます。
BALL WATCHには耐磁性を備えているモデルがあるので、その秘密をご紹介します!
*****シリコン製のヒゲゼンマイ*****
機械式時計の遅れ、進みを調整するヒゲゼンマイにシリコンを使用しています。
シリコンは耐久性や弾力性に優れることから、強力なトルクがかかるヒゲゼンマイの素材として適しているんです。
また、電気絶縁性の特性も持つため、ヒゲゼンマイをシリコン製にすることは理にかなっています。
インナーケースを内蔵する必要がないため、ケースバックから搭載ムーブメントをガラス越しに
楽しめるシースルー化と耐磁性を同時に可能にしているんです。
*****耐磁インナーケース*****
磁気帯びを防ぐ為には、内部まで磁気を流さないよう、ムーブメント周囲を
磁気シールドで覆うファラデーケージと呼ばれる手法があります。
このファラデーゲージは磁気の流れをブロックするわけではなく、
積極的に磁気をシールド内に取り込み、覆われたムーブメントに影響を与えないうちに、
すばやく外部へ流し去るという原理です。
これは現代の耐磁時計で最も一般的な手法で、シールドの断面積や容積が大きい方が
耐磁性能を高くすることができます。
BALL WATCHでは、ムーブメントを覆う複数の部品(インナーケースやベースダイアルなど)素材に
透磁率の高い軟鉄やミューメタルを採用し、それらの部品で磁気シールドとなる
「耐磁インナーケース」を形成しファラデーゲージを実現しています。
以上の様に、磁気帯びを防ぐ技術がBALL WATCHには詰まっているんですね。
これなら、安心して機械式時計を毎日ご利用いただけます(*^^*)
BALL WATCHの技術を、ぜひ皆様の腕元で体感されてみませんか?
皆様のご来店、心よりお待ち致しております。